MAVIC Air2 をセッティングしていく件

勢いよく購入してしまったMAVIC Air2を組み立てるところまで来た

とりあえず部品の不足などはなかった。

 

但し、早めに動作確認をしなくては行けないのがこの「DJI」という会社

 

簡単に「DJI」という会社について説明しておこう

DJIについて

想像力はすべての夢の源です。世界を変えるようなすべての革新的なアイデアは、優秀なクリエイター達の想像力から生まれます。 DJIはそういったアイデアの実現に必要なツールをクリエイターたちに提供しています。我々の製品を使えば、これまで不可能と言われてきた映像を撮影することが可能です。DJIフライングカメラスタビライザーシステムはカメラの常識を塗り替えました。素晴らしい写真や動画、大切な個人の思い出、プロフェッショナルな映像が、毎日、世界中のあらゆる場所で撮影されています。DJIテクノロジーの思想は「創造活動をよりシンプルに」です。不可能と言われるような限界の先を実現可能にして世界中に影響を与えていきます。

世界シェア

2006年にフランク・ワンが創業したDJIは、グローバル社員が11000人を超える、マルチコプターの世界的リーディングカンパニーとなりました。現在、本社は、中国のシリコンバレーと言われる深センにあり、アメリカ、ドイツ、日本、北京、上海、香港まで拠点を拡大し、民生用のドローン市場で世界シェアの7割を担っています。

DJIの歴史

 

 

2006年

DJI創業

2009年

XP3.1フライトコントローラーシステムをリリース。DJI初の製品。

2010年

Ace oneなど、DJI製品のラインナップ拡大が始まる。

2011年

ドローン関連商品をリリース。

2013年

Zenmuse ブラシレスジンバルシリーズ、Phantom2 Vision をリリース。空撮用のアクセサリーを多数リリース。

2014年

HDリアルタイム画像転送: Lightbridge、3軸カメラジンバル:H3-2D、手持ちジンバル: Ronin、カメラ一体型ドローン:Phantom 2 Vision+などをリリースし、映像業界に革命を起こす。また、世界初となるプロ向けカメラ一体型ドローン: Inspire 1 を発表。さらに、SDKオープンソース化し、これまでは難しかったお客様自身によるアプリケーション開発を可能とした。

2015年

Phantom 3 を発表。空撮分野における世界標準のフライングカメラとなった。また、プロ向けカメラスタビライザーの軽量版 Ronin-Mをリリース。この他、開発者向けのプラットフォーム Matrice100、視覚センシングシステムGuidance、世界初となるマイクロフォーサーズの空撮カメラZenmuseX5シリーズ、手ぶれ防止機能搭載4Kカメラ Osmo をリリース。さらにDJI初となる農業用ドローン Agras MG-1 を発表。

2016年

障害物認識システムと自律飛行モードを搭載した Phantom 4をリリース。フライングカメラの自律学習の幕開けとなった。また、スマートフオン向けハンディスタビライザーOsmo Mobileを発表。誰でも映画クオリティの撮影体験ができる「スマート・モーション・カメラ」を提唱

出典:DJI HPより

www.dji.com

 

会社は中国の深セン(しんせん)という、アメリカでいうシリコンバレーみたいなところ。

Youtube深センと調べるだけでも、さまざまなベンチャー企業の”プロジェクトX”的な映像を見ることができる。これが意外と面白く見入ってしまう。また、深センという場所が、モダンで”意識高い系”の人やオフィスの一面もあれば、昔の秋葉原のようなアングラ感のある場所もあるとのことで、機会があれば一回は行ってみたい場所

 

話は戻って、なんで早く動作確認を行わなければいけないかというと初期不良による対応が日本と比べて非常にドライであること

まず、「初期不良交換」についてアフターサービス規約第五条3項より

「製品購入日(実際の受領日を基準とする)から、15日以内に製品に機能異常や品質問題等が無発生した場合、[support.jp@dji.com]までご連絡ください。ご連絡いただいてから、通常3〜5営業日以内に返金させていただきます」

 

15日以内・・・なんか結構時間あるじゃんと思っているとあっという間に過ぎ去っていくような期間。

例えば、購入する人の環境によっては、都内でなかなか簡単に飛ばすことができない場合、休日などを利用して、郊外などや練習場などを探して確認する必要があるが、仮に雨なんか降った日には確認をすることはできず、2週間などあっという間に過ぎてしまうのではないかと。

 

とはいえ、メーカー側の指定なので、購入者側が気をつければいいこと

購入する上では、”購入した後”のことも気にした方が良さそう。

そして、購入した後は早めに検品と動作確認を行うことが重要!!

 

てなわけで、そろそろ組み立てをしよう

といっても組み立てるものって大してなにもない!!っていうかほぼ羽根つけるだけ!!

「クイックスタートガイド」があるので、それをペラリ

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う〜ん、しんぷるぅ

 

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本体には、至る所にシールがぺたぺた

羽根のアームについている「A」「B」と書かれた黄色と青のシールは後で重要になるのでそのまま。他のシールはペラペラ外していく

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まずは、ジンバルを保護しているいい感じのフォルムをしたカバーを外す

カバー奥側の凹みに指を入れ手前に引っ張ると簡単に取れる。

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その後、アーム部を全て広げる。広げる時には上側を先に開くと他が開きやすくなる。

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全部開くとこんな感じ。おぉードローンて感じが出てきた

本体アームについている黒いスポンジゴムをスポっと抜く。今になって思ったが、これは捨てなければよかったとちょっと後悔・・・これは後日

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次に取り付ける羽根を用意する。

羽根は「A」用と「B」用の2種類あり、取り付ける場所は先ほどのシールと合わせるようにする。

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仮にシールが無くなったとしても、羽根には軸用穴部に白いリングが「有り」と「無し」で見分けをつけることができる。リングがついている方が「A」、無い方が「B」

「シール剥がせないじゃん!!」って思ったが、よくみたら、アーム側の羽根が乗っかるところに白い線でマークをつけているので、それを目印にすればよい、安心だぜ!

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取り付けは、羽根の裏側に爪があるので、本体アーム側のメスに合わせて差し込む。本体アーム側にはバネがついているので、押し返される感じになるが、気にせず押し込み、押し切ったら下の円柱部を指で回転させると爪がロックされる。

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これで組み立ては完了!!いいね!!ドローンです!って感じだね!

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ちなみに羽根には「回転矢印」と「ロックマーク」がついている。羽根を取り付けた後、羽根を回転矢印の方向に回せるとこまで回す。これでドローンを飛ばせる準備が完了となる。

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次にプロポのセッティング。これも簡単で、プロポの底面にジョイスティックが入っているので、爪でコリコリするとポロッと取れる。

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ジョイスティックの反対側はオスネジになっているので、本体側のメスネジに取り付ける。

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くりくりっと取り付け

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続いてスマホをセットするためのホルダー部を上側に持ち上げるとこんな感じになる。

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裏側のコネクタがすでにセットしてあるので、プロポを持った状態で左側のコネクタを引き出すとLightning端子のケーブルがコンニチワしてくる。

 

このホルダー部について、よくドローンを操作している人の動画を見るとiPadなどタブレットを固定しているが、デフォの状態でタブレットをセットすることはできない。アマゾンなどで別途購入する必要があるため、注意です!

今回はスマホをセットするので、ホールドしてLightningケーブルをiphoneに差し込んでセット完了。ちなみに筆者はiphone12ProMAXを使用しているが、余裕でホールドできる。

但し、ケースなどを使用している人は厚みのあるものになるとキチンとホールドできない可能性あり。ワタシもRhinoshieldというメーカーのケースを使用しているが、プロポセット時は外してセットした。

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ちなみに、買ったばっかりは本体側のバッテリーはないので充電が必要

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ACアダプターの端子はオリジナルのを使用していると思われる。(ここらへんはあまり詳しくないが、初めて見たタイプでした)

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あと、MicroUSBの差し込み口は本体側面にあります。反対の側面にはUSB−Cを差し込み口があり、本体ストレージに保存された映像はそちらから取り出す仕様となっている。

 

次回は、「DJI Fly」のセット方法について記載していきます。

よかったらまたみてくださいね